現代の日本車は、数値化出来るスペックほぼ全てにおいてアルファロメオを越えている。
速く走るためのあらゆる点において、ホンダS2000はアルファスパイダーより格上だ。
剛性、前後重量配分、重量は200kgも差があるし、空力、燃費、1Lあたりのエンジンパワー、おまけに屋根開閉時間、ラゲッジスペースまで・・・あらゆる面でマジメ差が違う。
アルファが誇れるものとしたら、デザインとフィーリングだけ?
これじゃアルファがサーキットでも市場で勝てないわけだ。
実質的にはALFA ROMEOのエンブレムが持つ、
Made in Italyのアイデンティティは意外と強力ですが。
しかしただ一点、数値化出来ない、エンジンフィーリング。
エンジンが楽しいか、楽しくないか。
日本車にとっては、そんなオタクな需要もないため興味もないのだろう。
ただこの一点のために、私はアルファロメオから逃れられない。
初期型の日産Zに試乗した時も、そのエンジンの感触に大変がっかりした。(その後随分改善しているようですが)
多分、その原因はサウンド。マフラーからの排気音ではない、車内に響いてくる、エンジン本体の回転音。
こもる。回してもうるさいだけで盛り上がらない不快な音。何も分かってない。
分かりやすい表面的な所だけ真似して、本質的な所を見落としてしまったと言うべきか、
大半の人がクルマを移動手段として燃費や快適性重視の日本と米国市場で
求められるニーズのために正常進化したクルマと言うべきか。
だけどエンジンと言えばHONDA!ホンダと言えばエンジン!ホンダなら面白いに違いない!
だって、レッドゾーンが90000回転!最もレーシングカーに近い量産車じゃないか。
イタ車病末期の私を癒すのに相応しいクルマではないか!?
そんな期待を胸に、S2000の試乗させて頂いた。

乗ったのはレブリミット8000回転まで下げられた2.2L最新型。
奥さん隣にのせて、小雨降る中、6MTをぶん回してきた。
窮屈過ぎるほどのコックピット。とってもタイトなシートがしっかりと
ホールドしてくれる。全く動かせないハンドル位置も、170cmの私には
ちょっとシートを動かすだけですぐにベストポジションがとれた。
フットレスト位置も、3ペダル配置も絶妙で、ヒール&トゥも計算され尽くされている。
乗りやすい。ホントに扱いやすい。始めて乗ったクルマとは思えないほど、
何ら不自由なく動かせる。良くも悪くも、性能のいい物凄く普通のクルマだった。
走り出しのトルク感はやはりアルファ3L V6には及ばないものの、
半クラを越えてから、全開の淀みなく上がっていく感じはいい。
アルファ2L TwinSparkに比べたらトルクも十分と思った。
問題のエンジンの感触、アルファのリミットは7000回転。S2000は8000回転。
うーん・・・
悪くはない。デジタルメーターもレーシーだし、拭けあがりも2.2Lとは
思えないほどよく回し、十分な加速もあるが・・・やはり官能とは言い難い。
なんというか、5000回転時と、8000回転時のテンションが変わらないというか。
あ、ちゃんと回るのね、という冷静な感じ。
でも、とっても楽しい試乗だった。やはり興味は9000回転マシンに向かう。中古しかない。
マフラー替えたS2000の高回転な排気音は、相当F1な感じでかっこいいのは
Youtubeで分かっている。
サーキット用にマジメに造られた、壊してもいいFRが欲しいと思って
探してるうちにS2000にたどりついたけど、
まあでも壊してもいいと思えるような値段ではないらしい事は分かってきた。
NBロードスターあたりを格安で買っていじるのが一番現実的かな。
関係ないけど一つ懸念されるのは、最近のハイブリット車は、携帯電話に続く
電磁波の問題が起きないかどうか・・・
欧米ではとっくに大問題になっている電子調理器も、日本では東京電力が
オール電化を積極底に宣伝しているが、オール電化もハイブリット車も
これから深刻な問題にならなければいいが。
すみません、勝手な個人的見解を酔っぱらった勢いでダラダラと書いてしまいました。
ゴメンナサイ。
- 2008/06/21(土) 03:12:49|
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